しっくいは昔から使われている塗り壁材料ですが、今とても注目されている素材です。
日本では1500年ほどの歴史があり、姫路城の白い壁、蔵などの黒や白い壁がしっくいになります。燃えない、雨に強いなどの特徴で使われてきましたが、以下のような特徴があり、現代の住宅、病院、公共施設などの内装材として注目されています。
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壁に塗られてから長い年月をかけCO2と結合し石灰岩の性質に戻っていきます。
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しっくいには調質性があり、部屋の湿度が高いと水分を吸収し、湿度が下がると水分を放出し、室内を一定の湿度に保つ方向に働きます。
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しっくいの主原料である石灰は強いアルカリ性であるため、においの原因物質を分解します。
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しっくい壁はアルカリ性になります。その為、ウィルスが生きていくことが出来ません。また、既存の材料に抗菌剤を塗布してあるのではなく、しっくいそのものが抗菌性をもっており、素材としての歴史も長い為、安心して使えると考えています。
その他にも多くの特徴があります。
詳しくは、しっくいまるわかり大辞典https://sikkui.net/